今回は「COUNT関数」、「COUNTA関数」、「COUNTBLANK関数」のご説明です。
「COUNT関数」は、数字が入力されているセルの数を調べる時に使います。「COUNTA関数」は、値が入力されたセルの数を調べる時に使います。
両者の違いは、セルに入力された値が「数値」を対象にするか、全ての値を対象にするかの違いになります。
「COUNTBLANK関数」は、空白セルの数を調べる時に使います。
各科目の受験者数を調べます。
国語の受験者数のセル「C10」に「=COUN」と入力します。
下段に「COUN」の文字が含まれる関数の一覧が表示されます。
「COUNT」をダブルクリックします。
次に国語の受験者数を求めるために国語の得点が記入されているセルの範囲 「C5」セルから「C9」セルまでドラッグします 。
科目を受験していない受験生の得点欄は空白とします。
範囲の指定が終わったらリターンキーを押します。
「C10」セルに受験した人数が計算されます。
次に、その他の科目の受験者数を求めます。
「C10」セルに入力した計算式を他の科目の受験者数を表示するセルにコピーします。
まず、「C10」セルを選択します。
赤丸の場所に表示される「■」(フィルハンドルという名称です)にポインターを合わせて「+」に変わったら「E10」セルまでドラッグします。
「D10」セルから「E10」セルに各科目の受験者数が計算されます。
次に受験者の総計を求めます。
セルに値が入っている数を計算する「COUNTA関数」を使います。
「C13」セルに「=coun」を入力し下段に表示される一覧から「COUNTA」をダブルクリックします。
学生の名前が記入されいている「B5」セルから「B9」セルまでドラッグします。
範囲の指定が終わったらリターンキーを押します。
「C13」セルに学生数の合計が計算されます。
次に科目ごとの欠席者数を求めます。
セル値の空白を計算する「COUNTBLANK関数」を使います。
「C11」セルに「=coun」を入力し下段に表示される一覧から「COUNTBLANK」をダブルクリックします。
国語の得点が記入されているセルの範囲を指定します。
得点欄が空白の受験生が欠席者となります。
「C5」セルから「C9」セルまでドラッグします。
範囲の指定が終わったらリターンキーを押します。
「C11」セルに欠席した人数が計算されます。
次に「C11」セルをクリックし、フィルハンドルを「E11」セルまでドラッグすると各科目の欠席者数が計算されます。
今回は、COUNT関数、COUNTA関数、COUNTBLANK関数の使い方をご説明しました。
本日は、読んでいただきありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしております。