自社の事業部門毎や商品毎の利益(粗利益)を掴んでいますか?
利益を掴むのに大切なことは原価を知ることです。
原価を求めずに価格を決めるとこんなことが起こります。
 〇思ったほど利益が残らない
 〇売れているが結果は赤字
 〇実は主力商品が売れると赤字が増える

このツールはBtoBおよびBtoC事業で原価の変動から適正な粗利益を求めるシミュレーションを行います。
正確な原価でなくても自分の感覚の原価から粗利益を計算して、現実とのギャップを知ることができます。
「利益シミュレーション」はそのためのシミュレーションを行います。

利益を知ることでこんなことができるようになります。
 〇根拠ある数値で値上げ交渉ができます。
 〇本当に儲かっている事業や商品が明確になります。
 〇利益を上げる経営戦略が立てやすくなります。

BtoB向け価格戦略シート

 このシートではBtoB向けの価格戦略を検討します。
 例えばプロジェクトごとや事業グループ単位での価格を検討します。
実際に使う時は入力欄の数値を全て消してからお使いください。

【操作方法】
 〇1段目の表
  左側の表に直近の決算書や検討したい期間の実績値を入力します。
  その右の表に分析したい項目ごとの実績値を入力します。
  一番右側のその他には左側の入力した数値から右側の表に入力した合計値を差し引いた値が表示されます。
 〇2段目の表
  原価の変動で利益がどのように変化するかを確かめます。
  材料費、人件費、外注費の原価値上げ率をそれぞれ入力します。
  入力した値上げ率で材料費、人件費、外注費がそれぞれ再計算され粗利を計算します。
  材料費、人件費、外注費を変更したい場合は1段目に入力した数値を変更してください。
 〇3段目の表
  確定した原価を元に分析項目ごとの想定する売上高を入力してください。
  それぞれの粗利が計算されます。

 この操作を繰り返して最適な欲しい粗利を求めてください。

BtoC向け価格戦略シート

 このシートではBtoC向けの価格戦略を検討します。
 例えばカフェやお蕎麦屋さんなど個人向け商品の価格を検討します。

【操作方法】
 〇1段目の表
  左側の表には検討期間の全体の売上高と原価を入力します。
  右側の表には検討期間の商品毎の売上個数、販売単価、1個当たりの原価を入力します。
  商品毎の粗利額を計算します。
  ここでは最大10商品を対象にできます。
 〇2段目の表
  原価の増加から粗利の変化を確認します。
  1個当たり原価増加率を選択します。直接数値を入力する事も出来ます。
  1段目に入力された1個当たり原価から増加した原価を計算します。
  1段目の入力値を変更すると計算結果も変更されます。
 〇3段目の表
  値上げした場合の粗利の変化を確認します。
  販売単価増加率を選択します。直接数値を入力する事も出来ます。
  1段目に入力された販売単価に販売単価増加率をかけた販売単価から粗利を計算します。
  1段目の入力値を変更すると計算結果も変更されます。
 〇4段目の表
  2段目、3段目で全体的な利益の変化を確認しました。
  この表では販売個数、販売単価、1個当たり原価をいろいろ試しながら最適な利益を求めます。

 左側に表示された現在の利益とシミュレーションした結果の利益額を比較しながら今後の戦略を立てます。

当社ではBtoBおよびBtoC向けの原価計算システム(有料)もご用意しています。
お客様の事業に合った機能を付加してお届けします。
お問い合わせフォームからお問い合わせ頂ければ折り返しご連絡を差し上げます。

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